大学受験が見えはじめた頃〜ちょっと前まで

なんか
自分と他人を執拗に必要以上に比べてた。

出る杭打たれまくってたからもう嫌だったし
まず私よりもっともっとスーパー上位者いっぱいいるのになんでおっとりしてるだけでこんなに目立つのか苦しかったし
親と、やたら絡んでくる皆さんに認めてもらうために言動を"優秀"だと言われるもの片っ端からひたすら真似ていった。その過程で舐めるように他と見て比べた。
何故か全部無理をすればできてしまった。
一瞬出来ても所詮無理をしている。
ずっと維持するのは無理だった。

よく漫画にある整形おばけの人格版的な?
最初は綺麗になって満足するけどだんだん不安になっていってドツボにハマるやつ。

そう思うと、私の場合は躁鬱って整形の後遺症みたいな面もあるのかな。
失敗したり大きい手術だと本来あり得ない負荷がかかってひきつったり痛んだりするって言うし。

それか、バイクで遠くの山しか見てなくて事故って全身複雑骨折?部分的に外に骨が見えちゃってるレベルの。
傷が治っても骨はどうしてもちょっと歪んじゃうから、それに絶望して立ち直るところまでが1セット。

要は自分を見てなかった。
手元を見てなかった。
自分のキャパも力も何一つ把握しないまま周りの言う"優秀な人"であろうとした。
他人に肯定されることばっかり気にして自分を肯定するという発想もなく全速力で爆走した。事故った。

当たり前だけどみんな言ってる事違うし、もっとひどいと昨日と真逆の事言ったりする。
ラインは自分で決めないとただ破綻するだけ。

実際、私、親に認められるためだけに頑張ってだけど19歳の冬「お前をわかるつもりなんかない」って言われたあと、私には何も無くなった。今まで頑張ってきたのが全部無駄だったと、絶望の奥深くに落ちていった。
虚無と脱力と、あらゆるものが欠落した。
それでも世間体を気にしてデザイン研究所に入り就職した。ありえないブラック企業に。

「言ってる事違う」という事を過剰に気にして憤る期間が長くあったけど、それって誰かしらから継続的に過干渉された時のバグだと思う。
毒親だと親がそうだから麻痺してブラック企業の中でもひときわやばいところ引きがち。

不誠実な人に誠実さを求めても仕方がない。

「不誠実な人が多いから私がヤンクミとか川藤幸一みたいな人になるんだ」と意気込んでた頃もあったけど、どうあがいても私はぼっち・ざ・ろっくのぼっちちゃんが1番近い人種だ。
カタツムリはカブトムシには成れない。

どれもわからなかった人は、あれだ、
勇者になりたいと意気込んでても適性が僧侶しかなかったらそれは僧侶になろう。死ぬ。

あと、適性は自分で過去を振り返って考えて自分で見つけないとだめだと思う。
あくまでも他人と比べて秀でている事ではなく、自分が持ってる力の中で「これは無理しなくてもできるな」ってやつを頑張れ。
他人の「あなたこれが向いてるわね。上手ね」は話半分で受け止めるんだ。
他人からそう見えてても、やってて無理してしんどいものは鵜呑みにするのは危ない。

相手が話半分で受け止める事が難しそうな場合ふわっとした事しか言わないようにしている。
(私が具体的にアドバイスしようとすると親に似る感じになって過保護や過干渉になりかけるのが嫌だからってのもある)


諸刃の剣だけど
考える葦である事が好きでよかった。

苔ttish!!

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